ソーダストリームエンソウは2025年に発売されたソーダストリームの新機種です。
価格は最上位のモデルで、洗練されたデザインやお手入れや操作の簡単さなどたくさんの魅力があります。
この記事では、ソーダストリームエンソウについて
- 特徴
- メリット・デメリット
- 他機種との比較
- 口コミ
- おすすめな人とそうでない人
をまとめています。
ソーダストリーム エンソウ(ensō)とは?最高傑作と呼ばれる理由

ソーダストリーム エンソウ(ensō)は、2025年に発売されたソーダストリームの最上位モデルです。
世界的なプロダクトデザイナー深澤直人氏が手がけた手動式の炭酸水メーカーで、禅の円相(えんそう)からインスピレーションを得た洗練されたデザインが特徴となっています。
最高傑作と呼ばれる理由は、主に3つ。
- 究極のデザイン性
- 使いやすさの進化
- 高い炭酸強度
価格は約3万円台とソーダストリーム製品の中では高価格帯ですが、デザイン性と機能性の両立を求める方に最適な選択肢となるでしょう。
スターターキットの内容
エンソウのスターターキットには、購入後すぐに炭酸水を作れる必要な付属品がすべて揃っています。
初めてソーダストリームを使う方でも、箱を開けたその日から本格的な炭酸水ライフを始められる充実の内容です。
- 本体とガスシリンダー
 エンソウ本体に加えて、約60Lの炭酸水を作れるガスシリンダー1本が付属。
 交換用シリンダーを別途購入する必要がないため、届いたその日から使い始められます。
- エンソウ専用1Lボトル(メタル)
 デザイン性の高いメタルボトルが1本同梱されており、本体との統一感が抜群。
 BPAフリー素材を使用しているため、安全性にも配慮されています。
- 実用的な付属品
 ステンレス製のドリップトレイが標準装備され、炭酸注入時の水滴をキャッチして清潔に保てます。
 クイックスタートガイドと取扱説明書も付属しており、初めての方でも迷わず操作できるでしょう。
保証書も同梱されているため、購入後の万が一のトラブルにも対応可能です。
初期費用だけで炭酸水作りに必要なものがすべて揃うため、追加購入の心配なく始められる点が魅力となっています。
深澤直人氏がデザインした禅の美学
エンソウのデザインを手がけたのは、世界的プロダクトデザイナーの深澤直人氏です。
無印良品のアートディレクターとしても知られる彼が、禅の思想を製品に落とし込んだ傑作となっています。
デザイン哲学の3つの核心
- 円相からのインスピレーション
 製品名「ensō(エンソウ)」は、禅における悟りの境地を表す円相に由来しています。
 一筆で描かれる円のように、無駄のない完結したフォルムが特徴です。
- 引き算の美学
 深澤氏が得意とするミニマリズムを体現し、フルフラットボタンやシームレスな曲面で余白と調和を大切にした佇まいを実現。
 日本的美意識が随所に感じられるデザインとなっています。
- 機能美の追求
 見た目の美しさだけでなく、使う人の動作や感覚まで考え抜かれたインダストリアルデザインです。
 ボタンを押す心地よさ、ガスシリンダーの交換のしやすさなど、使用体験そのものがデザインされています。
このデザイン哲学により、エンソウはキッチン家電でありながらインテリアオブジェとしての存在感を持つ製品に仕上がりました。
毎日使うものだからこそ、美しさと使いやすさの両立が実現されています。
エンソウ(ensō)の7つの特徴とメリット
エンソウは他のソーダストリーム製品にはない、7つの独自機能を搭載しています。
これらの機能により、デザイン性と使いやすさを高次元で両立させた製品となっているのです。
- フルフラットボタン:押し心地にこだわった操作性
- オープンスライド:ガスシリンダー交換が約2秒で完了
- ステンレス製カーボネーターノズル:錆びにくく衛生的
- スナップロック式ボトル装着:ワンタッチで簡単セット
- ステンレス製ドリップトレイ:お手入れが簡単
- エンソウ専用1Lメタルボトル:本体と調和するデザイン
- 3色のカラーバリエーション:マットブラック・マットサンド・シルバー
手動式でありながら強い炭酸強度調整が可能で、自分好みの炭酸水を作れます。
ステンレス素材を多用することで耐久性と衛生面が向上し、長期的に清潔に使い続けられるでしょう。
さらに、ガスシリンダー交換の手間が大幅に削減され、日常使いのストレスが軽減されています。
この3つの要素が、毎日使いたくなる炭酸水メーカーとしての価値を高めているのです。
①フルフラット・ボタン|押す心地よさを追求
エンソウ最大の特徴は、本体表面と一体化したフルフラットボタンです。
従来のソーダストリーム製品にはない、深澤直人氏ならではのミニマルデザインが採用されています。
- 心地よい操作感
 ボタンを押すたびに感じるタクタイル感(触覚的な反応)が絶妙に設計されており、炭酸注入の瞬間が楽しい体験になります。
 適度な操作フィードバックがあるため、炭酸強度を段階的に調整しやすいのも魅力です。
- 美しさと実用性の融合
 突起のないシームレスな形状により、本体全体が美しい曲面で構成されています。
 汚れが溜まりにくく、サッと拭くだけでお手入れが完了するでしょう。
- 直感的な手動操作
 プッシュ操作の回数で炭酸の強さを調整できるため、初めて使う方でも迷いません。
 「シュワッ」という操作音で炭酸が注入されているのが分かり、安心して使えます。
毎日の炭酸水作りが単なる作業ではなく、指の感触で楽しめる体験へと変わる設計となっています。
この押し心地の良さが、エンソウを使い続けたくなる理由の一つです。
②オープンスライド・ウィンドウ|ガス交換がわずか2秒
エンソウの革新的なオープンスライド機構により、ガスシリンダー交換がわずか2秒で完了します。
従来モデルでは背面カバーを開けてネジ式で取り付ける必要がありましたが、エンソウではその手間が一切不要です。
- 圧倒的な交換スピード
 本体背面のスライド式ウィンドウを開けて、60L用シリンダーを差し込むだけで装着完了。
 工具不要のワンタッチ操作により、初めての方でも迷わず交換できます。
- メンテナンス性の向上
 ガスが切れたタイミングで素早く交換できるため、炭酸水を作りたいときに待つストレスがありません。
 クイックチェンジ方式により、日常的な使用がより快適になるでしょう。
- 安全で確実な取り付け
 スライドして差し込むだけのシンプルな構造ながら、しっかりと固定される設計。
 取り付けミスの心配がなく、安心して使い続けられます。
この機能により、ガスシリンダー交換のハードルが大きく下がり、ストレスフリーな炭酸水ライフを実現できます。
従来の面倒な交換作業から解放されることで、より気軽に炭酸水を楽しめるでしょう。
③ステンレス・カーボネーター・ノズル|錆びにくく衛生的
エンソウでは炭酸を注入するカーボネーターノズルにステンレス製を採用しています。
従来のソーダストリームではプラスチック製が主流でしたが、エンソウは衛生面と耐久性を重視した設計となっているのです。
- 優れた耐食性と衛生性
 ステンレスは錆びにくい特性があり、水に直接触れる炭酸注入口でも劣化しません。
 食品衛生の観点からも安心して長期使用できる素材です。
- メンテナンスの手軽さ
 プラスチック製と比べて水垢や汚れが付きにくく、拭き取るだけで清潔な状態を保てます。
 お手入れの頻度を減らせるため、日常的な負担が軽減されるでしょう。
- 長期的なコストパフォーマンス
 劣化しにくいステンレス素材により、ノズル部分の交換が不要です。
 初期投資は高くても、長い目で見れば経済的といえます。
毎日口にする炭酸水を作る部分だからこそ、衛生面への配慮は重要なポイントです。
ステンレスノズルの採用により、安心して長く使い続けられる製品となっています。
④スナップ・ロック式ボトル装着|一瞬でセット完了
エンソウには特許技術のスナップロック機構が搭載されており、専用ボトルの装着が一瞬で完了します。
従来のねじ込み式と異なり、差し込むだけでカチッと音がして確実に固定される画期的な方式です。
- 圧倒的な装着スピード
 ボトルを本体に差し込むだけでワンタッチロックが完了。
 片手操作も可能なため、忙しい朝でもストレスなく炭酸水を作れます。
- 取り付けミスの防止
 クイックロック方式により、正しく装着されると「カチッ」という確認音が鳴ります。
 ねじ込み不足やズレによるガス漏れの心配がなく、安心して使えるでしょう。
- 着脱の手軽さ
 ボトルセット後の取り外しも簡単で、洗浄や保管がスムーズに行えます。
 固定方式がシンプルなため、力の弱い方でも楽に操作できる設計です。
毎日使うものだからこそ、ボトル装着のストレスを最小限に抑えた設計が魅力となっています。
この特許技術により、炭酸水作りの時短と快適性が大幅に向上しました。
⑤ステンレス・ドリップトレイ|高級感とお手入れの簡単さ
エンソウには本体下部にステンレス製ドリップトレイが標準装備されています。
炭酸注入時の水滴やオーバーフローした水を受け皿でキャッチし、本体やキッチンカウンターを清潔に保つ重要な役割を果たすパーツです。
- 高級感のあるデザイン統一 本体と同じメタル仕上げにより、質感に統一感が生まれています。プラスチック製の受け皿と異なり、インテリア性を損なわない高級感が魅力です。
- 優れた耐久性とメンテナンス性 ステンレス素材は汚れや変色に強く、長期使用でも美しい状態を保てます。着脱式で取り外し可能なため、洗浄も簡単に行えるでしょう。
- 実用性の向上 炭酸注入時にこぼれた水滴をしっかりキャッチし、周囲を濡らしません。日常的なお手入れの手間を減らし、清潔な使用環境を維持できます。
細部までステンレスにこだわることで、見た目の美しさと実用性を両立させた設計となっています。
毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさが長く愛用できるポイントです。
⑥専用1Lボトル(メタル)|デザインと機能性の両立
エンソウには本体デザインと調和するメタルボトル(1L)が専用で付属しています。
通常の透明ボトルとは異なり、メタリック仕上げで本体との統一感を演出する特別仕様です。
- 高いデザイン性
 本体のステンレス素材と調和するメタルカラーにより、キッチンに置いても美しい佇まいを保ちます。
 インテリアとしての価値を損なわない専用ボトルとなっているのです。
- 安全な素材と機能性
 BPAフリー(人体に有害な化学物質を含まない)の食品グレード素材を使用しており、安心して使えます。
 優れた耐圧性により炭酸保持力が高く、炭酸抜けしにくい構造です。
- 実用的な設計
 側面に容量表示の目盛りが付いており、水の量を正確に計れます。
 密閉性の高いキャップ設計で、作った炭酸水を冷蔵庫で保存する際も炭酸が逃げにくいでしょう。
なお、食洗機対応ではないため、手洗いでのお手入れが推奨されています。
デザインと機能を両立させた専用設計が、エンソウの世界観を完成させるアイテムです。
⑦3つのカラー展開|マットブラック・マットサンド・シルバー
エンソウは3つのカラーバリエーションから選べます。
発売当初のシルバーに加え、2025年には大人のための追加カラーとしてマットブラックとマットサンドが登場しました。
- マットブラック|モダンな空間に
 艶消し加工によるマット仕上げで、落ち着いた高級感を演出します。
 黒を基調としたキッチンインテリアや、スタイリッシュな空間に自然に溶け込むカラーです。
- マットサンド|ナチュラルな雰囲気に
 温かみのあるベージュ系のマット質感で、木目調やナチュラルテイストのキッチンと相性抜群。
 柔らかい印象を与えながらも、デザイン性の高さが際立ちます。
- シルバー|定番の洗練美
 ステンレスの光沢感を活かした定番カラーで、どんなキッチンにも合わせやすい万能色です。
 清潔感と統一感を重視する方に適しているでしょう。
キッチン家電は毎日目にするものだからこそ、インテリアコーディネートに合わせた色選びが重要です。
自宅のキッチンの雰囲気に合わせて、最適なカラーを選べます。
エンソウと他機種を徹底比較

エンソウは約3万円台の上位モデルですが、ソーダストリームには様々な価格帯とスペックの製品があります。
自分に最適な機種を選ぶために、主要モデルとの違いを理解しておくことが重要です。
比較する際の3つのチェックポイント
1. 操作方式の違い
ソーダストリームは大きく手動式と電動式に分かれます。
- 手動式(ボタン式): エンソウ、テラ、ガイア
- 手動式(レバー式): アート、デュオ
- 電動式(自動炭酸注入): イーテラ、ソースパワー
エンソウは手動のボタン式で、押す回数で炭酸強度を調整できる操作方式です。
2. デザイン性と価格のバランス
エンソウは深澤直人氏デザインの最高級モデルですが、他の選択肢もあります。
デザイン性を重視しつつ予算を抑えるならテラ、レバー操作の高級感を求めるならアート、完全自動を望むならイーテラが候補となるでしょう。
3. 特殊機能の有無
デュオのみガラスボトル対応で、見た目にこだわる方に人気です。
エンソウにはこの機能がありませんが、オープンスライドやスナップロックなど独自の利便性があります。
各モデルの詳細比較は次の項目で解説します。
エンソウ vs テラ|同じ手動でも操作感が違う
エンソウとテラは、どちらも手動式のボタン式炭酸水メーカーです。
基本的なプッシュ操作の仕組みは同じですが、細部の設計思想と価格帯が大きく異なります。
- ボタンの操作感とデザイン
 エンソウはフルフラットボタンで押し心地が洗練されており、本体と一体化した美しいデザインです。
 一方、テラは通常ボタンを採用し、実用性重視の設計となっています。
- ガスシリンダー交換の利便性
 エンソウのオープンスライド機構なら約2秒で交換完了。
 テラは従来型カバーを開ける方式で、やや時間がかかります。
 頻繁に炭酸水を作る方には、ガスシリンダー交換のしやすさが重要なポイントでしょう。
- 素材と価格のバランス
 エンソウはステンレス製のカーボネーターノズルやドリップトレイを採用し、約3万円台のプレミアムモデル。
 テラはプラスチック製パーツが中心で、約2万円前後のエントリーモデルとして人気です。
デザイン性と操作感を重視するならエンソウ、コストパフォーマンスを優先するならテラが最適な選択となります。

エンソウ vs アート|レバー式と禅的な静けさ
エンソウとアートは、どちらも約3万円台のプレミアムライン手動式モデルです。
最大の違いは炭酸注入方式で、アートがレバー式、エンソウがボタン式という操作体験の差があります。
- 操作方法と体験の違い
 アートはレバーを引く動作で炭酸を注入し、ダイナミックな操作感が魅力です。
 対してエンソウは押す動作のボタン式で、禅の美学に基づいた静かで洗練された操作体験を提供します。
 レバー操作の快感を楽しみたいか、静音性と落ち着きを重視するかで選択が分かれるでしょう。
- デザインコンセプトの方向性
 アートは彫刻的な存在感とレバーの機能美を追求したデザイン。
 エンソウはミニマルで余白を活かした日本的な美意識が特徴です。
- 実用機能の差
 エンソウはオープンスライド機構でガスシリンダー交換が約2秒と圧倒的に早く、ステンレス製ドリップトレイも標準装備。
 アートはレバー式ならではの確実な炭酸注入が強みとなっています。
価格帯は同等ですが、操作音を抑えたいならエンソウ、操作の手応えを楽しみたいならアートが最適です。
エンソウ vs デュオ|ガラスボトル対応の有無
エンソウとデュオの最大の違いは、ボトル互換性です。
デュオはガラスボトル(ガラスカラフェ)とプラスチックボトルの2way対応が可能で、ソーダストリーム唯一のガラス対応モデルとなっています。
- ボトルの選択肢
 デュオはガラスカラフェで作った炭酸水をそのまま食卓にテーブルサーブできる見た目の高級感が魅力です。
 エンソウはメタルボトルのみの専用ボトル仕様で、デザイン統一感を重視した設計となっています。
- 操作方式の違い
 デュオはレバー式で、引く動作で炭酸を注入します。
 エンソウはボタン式で、押す回数で炭酸強度を調整する方式です。
- 使用シーンの想定
 ガラスボトルは炭酸保持力が高く、来客時やホームパーティーでの使用に適しています。
 エンソウのメタルボトルは日常使いに特化し、インテリア性を損なわないデザインが特徴です。
ガラスボトルで食卓を華やかに演出したいならデュオ、日常的にスタイリッシュに使いたいならエンソウという使い分けができるでしょう。
価格帯はどちらも約3万円台のプレミアムラインです。
エンソウ vs イーテラ|自動と手動どちらを選ぶ?
エンソウとイーテラの最大の違いは、手動式か電動式かという操作方法です。
イーテラは自動炭酸注入のワンタッチ操作で完全自動化されており、エンソウは手動のボタン式で押す回数で調整します。
- 利便性と操作体験
 イーテラは炭酸強度設定を弱・中・強の3段階調整でボタンを押すだけ。
 自動炭酸注入により手間がかかりません。
 エンソウは押す回数で炭酸注入のコントロールを行い、微調整が可能な操作体験を楽しめます。
- 設置場所の制約
 イーテラは電動式のためコンセントが必要で、電源コードの届く場所に設置しなければなりません。
 エンソウは手動式で電源不要なため、キッチンのどこにでも自由に配置できるでしょう。
- 価格とコスト
 イーテラは約4万円台、エンソウは約3万円台と価格差があります。
 ランニングコストは両モデルともガスシリンダー代のみで同等です。
完全自動の利便性を求めるならイーテラ、炭酸作りの体験と自由な設置を重視するならエンソウが最適な選択となります。
エンソウ vs ガイア|最高峰と最安値の違い
エンソウとガイアは、ソーダストリームの最高峰モデルと最安値のエントリーモデルという正反対の位置づけです。
ガイアは約1万円台、エンソウは約3万円台と価格差が大きく、どちらを選ぶかは予算と求める機能で決まります。
- 素材とデザイン性
 エンソウはステンレス製パーツを多用した最高峰モデルで、深澤直人氏デザインの洗練された美しさが特徴です。
 ガイアはプラスチック製のシンプル設計で、基本機能に特化した実用的なデザインとなっています。
- 付加機能の有無
 エンソウはオープンスライド、スナップロック、フルフラットボタンなど独自の利便性を追求。
 ガイアは炭酸水作りに必要な基本機能のみを搭載し、コストパフォーマンスを重視した設計です。
- ターゲット層の違い
 ガイアは初めての方やとりあえず試したい方に最適なエントリーモデル。
 エンソウはデザイン性と使い心地を重視する方向けのプレミアムラインとなっています。
どちらも手動式のボタン式で炭酸水を作る基本性能は同じため、予算と求める付加価値で選ぶのが賢明でしょう。
各モデルの価格・サイズ比較表
各モデルの価格帯とサイズを比較表で整理しました。
キッチンスペースや予算に合わせて、最適な機種を選ぶ参考にしてください。
主要モデルの価格・サイズ比較表
| モデル名 | 公式価格(税込) | サイズ(幅×奥行×高さ) | 重量 | 操作方式 | 
|---|---|---|---|---|
| エンソウ | 36,300円 | W11.4 × D22.6 × H42.2 cm | 約2,262g | 手動式(ボタン) | 
| アート | 19,800円 | W15.5 × D24.5 × H42.5 cm | 約1,685g | 手動式(レバー) | 
| デュオ | 29,700円 | W16 × D27.5 × H43.7 cm | 約2,700g | 手動式(レバー) | 
| イーテラ | 24,200円 | W13.0 × D19.6 × H42.7 cm | 約1,800g | 電動式 | 
| テラ | 14,850円 | W13.5 × D19.5 × H42.5 cm | 約1,300g | 手動式(ボタン) | 
| ガイア | 13,200円 | W13.5 × D21.7 × H43.0 cm | 約1,050g | 手動式(ボタン) | 
エンソウはプレミアムラインの中では標準的な寸法で、設置スペースを大きく取りません。
最もコンパクトなガイアは幅135mmで省スペース設計のエントリーモデルです。
電動式のイーテラは奥行285mmと最も大きく、電源コードも必要なため設置場所の検討が重要でしょう。

エンソウの価格とコストパフォーマンス

エンソウの公式価格は36,300円(税込)で、ソーダストリームの中ではプレミアム価格帯に位置します。
初期費用は高めですが、長期的なメリットを考慮すると、コストパフォーマンスは決して悪くありません。
1. 初期費用の内訳
 スターターキットには本体、60Lの炭酸水を作れるガスシリンダー1本、専用メタルボトルが含まれています。
 追加購入なしで、すぐに使い始められる点が魅力です。
2. ランニングコストの試算
 交換用シリンダーは1本約2,000円~3,000円(60L分)。
 炭酸強度によりますが、500mlあたりのコストは約18円~25円となり、市販の炭酸水(1本約100円)と比較すると大幅に節約できます。
3. 回収期間と年間維持費
 毎日500mlの炭酸水を飲む場合、年間維持費は約13,000円~18,000円(シリンダー交換代のみ)。
 市販のペットボトルなら年間約36,500円かかるため、約2年で初期費用を回収できる計算です。
使用頻度が高いほど1本あたりのコストは下がり、デザイン価値も考慮すれば十分に価値のある投資といえるでしょう。

購入方法と最安値|公式サイトの特典
エンソウは公式オンラインストア、Amazon、楽天市場、家電量販店などで購入することができます。
しかし、最安値や限定特典を考慮すると、公式サイトからの購入が最もお得なケースが多いのです。
公式サイト購入するメリットは3つ。
- 最大4年の長期保証
- ガスシリンダー追加や特典
- 確実に正規品という保証
ポイント還元を重視するならAmazonや楽天市場も選択肢ですが、トータルでの価値を考えると公式サイトの優位性は高いといえます。
公式限定の長期保証(最大4年)
ソーダストリームの公式オンラインストア限定特典として、エンソウには最大4年の長期保証が用意されています。
通常の標準保証は2年間ですが、公式オンラインストアから購入し製品登録を行うことで、4年保証が適用されるため、長期使用を考えるなら公式一択といえるでしょう。
自然故障による不具合であれば、保証期間内は無償修理の対応を受けられます。
ただし、落下や誤使用による破損は保証外となるため、取扱説明書に従った正しい使用が前提です。
4年保証を受けるには、購入後に会員登録と製品登録が必要です。
保証書と購入証明を保管し、所定の手続きを完了させることで延長保証が有効になります。
約3万円の製品を4年間安心して使えることを考えると、この保証制度は公式サイト購入の大きな付加価値となっています。
ランニングコスト|500mlあたりの単価
エンソウのランニングコストは、ガスシリンダーの交換代のみです。
60Lの炭酸水を作れる交換用シリンダーは1本約2,380円で、500mlあたりのコストは炭酸強度によって変動します。
- 弱炭酸(プッシュ回数2~3回):500mlあたり約18円
- 強炭酸(プッシュ回数4~5回):500mlあたり約25円
1本あたりのコストは市販の炭酸水(約100円~150円)と比較して、大幅に安くなります。
- ペットボトル毎日1本(500ml)購入:年間約36,500円
- エンソウ:年間約13,000円~18,000円(シリンダー交換代のみ)
年間約18,500円~23,500円の節約効果が得られるでしょう。
また、使用頻度が高いほど1本あたりのコストメリットが大きくなります。
家族で毎日飲む場合、初期費用は1~2年で回収できる計算です。
炭酸強度を自分好みに調整できるため、ランニングコストを抑えつつ好みの炭酸水を楽しめる点も魅力となっています。
年間維持費のシミュレーション
エンソウの年間維持費は使用頻度によって大きく変動します。
ここでは、代表的な使用パターン別にシミュレーションを行い、実際にどれだけコストメリットがあるのか見ていきましょう。
使用頻度別の年間維持費シミュレーション
パターン1: 1日500ml使用(1人暮らし)
- 年間消費量: 約182L
- シリンダー交換回数: 60L×3本=約180L → 年3回交換
- 年間コスト: 約6,000円~9,000円(交換用シリンダー代のみ)
パターン2: 1日1L使用(2人家族)
- 年間消費量: 約365L
- ガスシリンダー交換: 年6回
- 年間維持費: 約12,000円~18,000円
パターン3: 1日2L使用(3~4人家族)
- 年間消費量: 約730L
- シリンダー交換回数: 年12回
- 年間維持費: 約24,000円~36,000円
市販炭酸水との年間コスト比較と回収期間
市販のペットボトル炭酸水(500ml約100円)を同量購入した場合との比較です。
| 1日に作る量 | 市販 | エンソウ | 年間節約費用 | 初期費用回収期間 | 
| 500ml | 36,500円 | 7,500円 | 約29,000円 | 約1.2年 | 
| 1L | 73,000円 | 15,000円 | 約58,000円 | 約0.6年 | 
| 2L | 146,000円 | 30,000円 | 約116,000円 | 約0.3年 | 
家族構成や使用頻度が高いほど、コストメリットは大きくなります。
エンソウ(ensō)のデメリット・注意点

エンソウはデザイン性と機能性に優れたプレミアムラインの製品ですが、購入前に知っておくべきデメリットや注意点があります。
- 高価格な初期費用
- ガラスボトル非対応
- 食洗機非対応のお手入れ
これらを理解した上で検討することで、後悔のない選択ができるでしょう。
高価格な初期費用
エンソウの36,300円(税込)という価格帯は、エントリーモデルのガイア(13,200円)やテラ(14,850円)と比べて大幅に高額です。
デザイン性重視の方には価値がありますが、単に炭酸水を作る機能だけを求める場合、コストパフォーマンスは低いといえます。
ガラスボトル非対応
エンソウは専用のメタルボトルのみ使用可能で、ガラスボトル非対応です。
ガラスカラフェで食卓にサーブしたい方は、デュオを選ぶ必要があります。
また、他モデルのボトルとのボトル互換性もないため、交換用ボトルは専用品を購入しなければなりません。
食洗機非対応のお手入れ
メタルボトルは食洗機非対応で、手洗い推奨となっています。
毎日使う場合、手洗いの手間が発生する点は理解しておくべきでしょう。
これらのデメリットを踏まえた上で、デザイン性や使い心地を重視する方には最適な選択肢といえます。
エンソウ(enso)の口コミ・評判

エンソウのユーザーレビューをECサイトやSNSで調査すると、デザイン性と操作性に対する高い評価が目立ちます。
一方で、価格に関する懸念点も見られるため、購入者の声を参考に検討することが重要です。
良い口コミと悪い口コミをそれぞれ見ていきましょう。
良い口コミ|デザイン性と使い心地
エンソウの良い口コミで最も多いのが、デザイン性と使いやすさに関する高評価です。
実際の購入者からは、深澤直人氏のミニマルデザインと日常的な操作感の両方に満足しているという声が数多く寄せられています。
インテリアとしての存在感
「キッチンに置くだけで絵になる」
 「ステンレス製の質感が美しく、洗練された佇まいが気に入っている」
 という声が多数です。
単なるキッチン家電ではなく、所有感を満たすプレミアム感が評価されています。
フルフラットボタンの操作感
「押し心地が絶妙で、炭酸を注入する瞬間が楽しい」
 「タクタイル感があり、何度も使いたくなる」
 という口コミが目立ちます。
ボタンを押す行為そのものがデザインされており、毎日の炭酸水作りが心地よい体験になっているようです。
実用面での使いやすさ
オープンスライドとスナップロックの評価も高く、
「ガスシリンダー交換が本当に簡単」
 「ボトル装着が一瞬で終わる」
 という実用的な良さも挙げられています。
デザイン性だけでなく、使いやすさも兼ね備えた設計が支持されているのです。
高級感とインテリア性を求める方にとって、エンソウは期待を裏切らない製品といえるでしょう。
悪い口コミ|価格とサイズ感
エンソウの悪い口コミで目立つのは、高価格と設置スペースに関する不満です。
購入を検討する際は、これらのデメリットを事前に理解しておくことで、後悔を避けられます。
36,300円の価格設定
「初期費用が高すぎる」
 「エントリーモデルとの価格差が大きい」
 という声が多く見られます。
テラやガイアなら1~2万円台で購入できるため、単に炭酸水を作る機能だけを求める方には予算オーバーに感じられるようです。
コストパフォーマンスよりもデザイン性を重視できる方向けの製品といえるでしょう。
想定より大きいサイズ感
「思ったより存在感がある」
 「狭いキッチンでは置き場所に困る」
 という口コミも散見されます。
寸法は幅114×奥行226×高さ422mmで、決してコンパクトとは言えません。
購入前に設置スペースを確認することが重要です。
機能面の制約
「ガラスボトル非対応が残念」
 「食洗機非対応で手洗いが面倒」
 という不満もあります。
ボトル互換性がないため、専用ボトルのみの使用となる点も注意が必要でしょう。
これらの懸念点を許容できるかどうかが、購入判断の分かれ目となります。
エンソウ(enso)がおすすめな人・おすすめできない人

エンソウは全ての人に向いている製品ではありません。
自分のニーズや価値観に合致するかを確認し、最適な選択をすることが重要です。
エンソウがおすすめな人とおすすめではない人をそれぞれ見ていきましょう。
エンソウはこんな人におすすめ
エンソウは、デザイン性重視で美意識の高い方に最適な炭酸水メーカーです。
単なるキッチン家電としてではなく、インテリアにこだわる方やライフスタイルを大切にする方にこそ、その真価が発揮されます。
- デザインと質感を重視する方
 深澤直人デザインのミニマリズムや、ステンレス製の高級感に価値を感じる方に最適です。
 所有する喜びを感じられるプレミアム製品を求めるこだわり派なら、投資価値は十分にあるでしょう。
- 毎日炭酸水を飲む習慣がある方
 使用頻度が高い炭酸水愛好家ほど、ランニングコストのメリットが大きくなります。
 毎日使うものだからこそ、操作体験の心地よさや佇まいの美しさが日常を豊かにしてくれるのです。
- 長期使用を前提に考える方
 初期費用は高めですが、長期使用を見据えて質の良いものを選びたい方に向いています。
 手動式ながら洗練された操作感と耐久性の高さが、長く愛用できる理由となるでしょう。
キッチンに立つたびに美しいと感じられる製品を求める方には、エンソウは理想的な選択肢です。
エンソウはこんな人には向いていない
エンソウは優れた製品ですが、全ての人に適しているわけではありません。
以下のような方には、他のモデルを検討した方が賢明でしょう。
- コストパフォーマンス重視で予算を抑えたい方
 36,300円の初期費用は、低価格モデルと比べて大幅に高額です。
 単に炭酸水を作る機能だけを求めるなら、ガイア(13,200円)やテラ(14,850円)などのエントリーモデルで十分満足できるでしょう。
- ガラスボトルでテーブルサーブしたい方
 エンソウは専用メタルボトルのみ対応で、ガラスボトルは使えません。
 来客時に食卓で華やかに演出したい方は、ガラス対応のデュオを選ぶべきです。
- 使用頻度が低い・試し買いしたい初心者
 たまにしか使わない方や、初めての購入で試してみたい方には高額すぎます。
 まずは低価格モデルで炭酸水メーカーの良さを体験し、気に入ったらエンソウへのアップグレードを検討する方が無難でしょう。
また、完全自動を求める方には電動式のイーテラ、省スペースが必要な方にはコンパクトモデルのガイアが適しています。
自分のニーズに合ったモデルを選ぶことが、満足度を高める鍵です。

まとめ|エンソウは炭酸水を「体験」として楽しむプレミアムモデル

エンソウは、深澤直人デザインによる禅の美学を体現したソーダストリームの最上位モデルです。
36,300円という初期費用は決して安くありませんが、プレミアムラインとしての付加価値は明確に存在します。
エンソウは単なる手動式の炭酸水メーカーではなく、日常に美と心地よさをもたらすプレミアム製品です。
自分の価値観とライフスタイルに合致するかを見極め、納得した上で選択することが満足への近道となります。








